寒冷地では、どの程度のパーセンテージであれば良いのかと言うことになりますが、単に寒冷地といいましても範囲が広すぎますが、一般的に7%〜9%台であれば大丈夫といわれております。 ただし酷寒の北海道沿岸においては、7%台のものが必要かと思われます。 その中でも札幌市内などでは、9%台のものも、何ら問題なく使用されている場合もありますので、これも、その地域における専門業者にゆだねられた方が良いのではないでしょうか。 また、ホームセンター等でお買い求めになる場合には、吸水率を確認できない場合もあります。 そのような場合レンガ同士を壊さない程度にたたいて見て下さい。 カーン・カーンと金属音がするようであれば硬く、つまり吸水率が低いと言えるでしょう。 しかし、これはあくまで人の勘によるものですから、専門知識を持ったお店に相談されるのがベストです。
以上全7回にわたり凍害について述べてきましたが、これはあくまで私の経験に基づくものであって、専門的なデーターを得た物ではありません。 しかし、物事全て試験データー通りとは限らず、幾度も泣かされた経験の中から得たものです。 微力ではありますが、今後当HPをご覧になっている皆様に少しでも役立つことが出来れば幸いに存じます。
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