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 ●ばら 10月の手入れ
2006年10月7日(土)
 10月も半ば頃になりますと、バラは1年中で色の美しさが際立ってきます。
その後もゆっくり咲き続けますが、何もやることがなくなったわけではありません。
お礼肥だけはやって下さい。
粉末のハイポネクスの1000倍を3リットルバケツで1杯施せばよいでしょう。
今年一杯楽しませてくれたバラ達も、咲き終わると静かに生育をストップして越冬の準備に入ります。


 ●バラ 9月の手入れ
2006年9月5日(火)
 皆様、このコーナーは、私の勝手でしばらくお休みしておりました。
途中からですが、また復活し月ごとの更新とし、ちょうど12ヶ月で1人前になるよう書き込みしていきますので、よろしくお願いします。
また、途中からになってしまいますが、このコーナーをプリントアウトしてファイルに綴れば、その時期の手入れの仕方が分るようになると思います。

9月の手入れ
 9月のバラの手入れは、8月の選定後に、伸びだした芽に集中して養分を供給できるよう芽をサポートすることになります。
 HTの作業としては、
1、芽欠き
2、追肥
3、病害虫防除
4、台風対策
 があります。 HT以外では、
FL、Minでは、芽欠きはいりませんが、2以下は同じです。
CLでは、シュートを真っ直ぐ上へ伸ばしてやることが大事で、その他はHTと同じです。
1、芽欠き作業(切り戻し)は、シュートのピンチと違って急がないことです。 伸びてきた芽と枝の太さ、元気の良さなどを良く見て作業をします。
芽が伸びている枝が、あまり元気すぎる時には、頂芽の芽に良い花が咲かないことが多いので頂芽の芽は欠き捨てて、2番目の芽か3番目の芽に花を咲かせるようにします。 この枝が中指ほどでしたら2芽伸ばしても良いのです。
ですから、芽欠きは少し芽が伸びてから検討して作業して下さい。
元枝が親指ほどでしたら3芽小指ほどでしたら1芽にします。
既に芽が伸びているので、芽欠きしても開花が遅れることはありません。
頂芽を捨てるときは、2番目の芽又は3番目の芽まで切り戻すことになります。
とにかく急がないでやることです。

2、追肥は、今の時期には非常に大切なことです。 芽が伸びる時期は、燐酸を主体とした薄い液肥を潅水と同時に5日から1週間毎にハイポネクスの1000倍液をバケツ10ℓくらいマルチングの上から潅水施肥すれば結構です。 これは、10月まで続けて下さい。
追肥では鉢に潅水するときにハイポネクスを1000倍にして3回に1回やればよく、鉢の下に皿を置いてやれば潅水の回数が少なくなります。

3、病害虫予防 暑さも落ち着くと、またウドンコ病、黒星病がぶり返してきます。 定期散布で、ダニコール1000を散布しておけば大丈夫かと思いますが、もし、病気が発生していたら、ウドンコ病ではオサダン1000倍、黒星病ではサプロール1000倍を3日おきに3回くらい続けて散布して下さい。
ハダニが発生していたら、ニッソランV1000倍かコロマイト1000倍又はダニトロン・フロアブル1000倍を散布します。
ハダニ以外の害虫は、アドマイヤー粒剤を株あたり2〜3g位株周りに散布して潅水しておけば心配ありません。
害虫がいない時、殺虫剤の散布は予防にもなりませんので必要ありません。
定期散布はダコニール1000だけにします。

4、台風対策 秋の台風は、バラに大きな被害をもたらしますので、なるべく早く支柱などの準備をして下さい。 支柱は枝を支える物は太目のものを、蕾が付く枝には細めの風でしなる位のものがよく、長さは花の付く高さの花首位まであれば良いでしょう。 地中にしっかりと差し込んで株と結び、下の方は動かないようにしっかり固定します。 枝は風でしなる方が、強風で花や蕾が折れにくく被害が少なくて済みます。

また、展示場のバラには春先の大風や台風に備えてローズガードでしっかり対策を施しております。
一度ご覧下さい。


 ●最後の手段
2006年5月4日(木)
 何とか冬越しをしたにしたにも係わらず、芽吹きのないものも見られます。
地面から10数cm位までは、緑色の幹があり、その先は枯れてしまい鋏ではさんでも、パキンパキンと音をたて簡単に切れて (折れて) しまい、水分も行き渡っておらず黒くなってしまっているものです。
こんな場合は最後の手段として、節の所からスパッと切り落してやります。
芽は節のところから出てきますので、芽ぶきを促すために余計な物をとってやるということです。
幹をよーく見ると、竹の節のようなものが所々に横しま模様が見えます。
これが、節です。
この節のすぐ上からはさんで下さい。
後の管理が良ければ、何とかなるでしょう。 と、言っておりました。
小口に保護剤を塗布することもお忘れなくお願いします。


 ●剪定
2006年5月2日(火)
 3月28日付の文中に、(昨年、秋に植えた苗は剪定の必要はありません)と書き込みましたが、大変申し訳ございませんが、間違いでした。
 私も、バラ1年生で正しい情報が伝わらなかったことを深くお詫び申し上げます。

 剪定は、時期的にちょっと遅くなってしまいましたが、幸いこちらの地方は寒さが続いており、まだ大丈夫ということで、バラの先生がわざわざおいで下さり剪定してくれましたので、お知らせします。

 園内を見回したところ、昨年秋に植え雪囲いをしたにも係わらず、数本の苗が冬を越すことができず残念な結果となりました。
しかし、そんな中にも霜に焼けながら、かろうじて青い幹を残しているものもあり何とか助けてやりたいものです。

 さて、剪定作業ですが、順調に芽吹いているものでも、上の方の幹が黒ずんでいたり、茶褐色になっているものは、勢いがよいと思う芽の上から切り落とします。
その時の切る位置は幹の太さと同じくらいの高さから切り落としてください。
つまり、幹の太さが直径1cmくらいであれば、芽の上1cmくらいで切るということです。
また、根元からでている細く勢いのない幹は、幹の根元から切り落として下さい。
そうしないと、余分な栄養をその幹に取られてしまいせっかく勢いの付いている幹に栄養が行渡らなくなります。
切り落とした幹の小口には、必ず保護剤(商品名・カルスメイト)を塗っておく必要があります。
これを塗らないと、雨水などが浸透し腐れや病気の原因となりますので、必ず塗布して下さい。

つづく


 ●雪囲いをはずして陽の光をあてよう
2006年3月28日(火)
 久々のお手入れについてですが、もう雪囲いは取ってしまいましょう。
明日、あさってと天気予報は雪となっておりますが、心配であれば、今週末くらいでも良いかとおもいます。
 また、薬かけも必要ですね。
もう、芽が出始めておりますので、石灰硫黄合剤は20倍で散布して下さい。
石灰硫黄合剤の散布方法は前回ご説明しておりますので、そちらを参考にして下さい。
 
 春の剪定は今月いっぱいは大丈夫ですが、昨年秋に植えた苗は剪定の必要はありません。

 雑談 : 「田中さん、良いことおしえるか」 とバラの先生 ・・・ 「田中さんの植えている苗はね、2年物だから花付けてもいいんだよ」 と言われました。
つまり、私が習っていたことは、基本中の基本でまた、素人(私の事)さんは、いくら花を付けてはいけません、と言っても花を付けてしまうものなんだそうです。
ですから私は2年物も1年物も知らずに育てていたわけで、先生もまた、私の性格からしてちょっとからかってみたかったと言うわけです。  ・・・笑・・・
毎回、何かしゃべられるのではとハラハラしていましたけど、これで一安心しました。

 勉強になった話 : 八戸でも有名なバラの先生が事務所に遊びにこられました。
私は、自慢げに大きく育ったHTの正雪をお見せしたら、先生は葉にさわり開いた花びらを見るや、「これは、水が多くて肥料が足りません」 と一言・・・。
へぇーっ、と驚かされました。 まるで病院のベテラン先生が患者の顔色を見て水太りですね、栄養が足りませんな、と言ったところでしょう。
前々からつぼみが出てきたら、ハイポネクス1000倍液で水やりして下さいと別の先生に言われていたにもかかわらず、1000倍液は週1回程度で、あとは水だけでした。
サボってはいけませんね。 反省


 ●3月10日に続いて
2006年3月26日(日)
 咲かせてはいけないと思いつつも、ついつい咲かせてしまったバラ達。
3月10日にFL(フロリバンダ)のファブュラスという花に続き、私の部屋のバラが次々と花をつけ始めました。 きのう、おとついでHT(ハイブリットティローズ)の正雪が見事な大輪の花を見せてくれました。 ちょうどその時も当社の会議室を使って八戸バラ会の会議がありました。 そうそうたるバラの先生方が一同に介しての会議ですから、当然私のバラにも目がいくわけです。 「田中さんだのもな、 しかたねんだ、 寒ささあでねようにな」 と、教えた甲斐が無いねぇ、と言いたげに、苦笑い・・・。
それでも、バラの香りが部屋中にただよい、まさにバラ会の会議にふさわしいと言ってはなんですが、本当にそんな香りのなかでの会議でした。

「田中さん、支柱たてなせ、頭重たくなって、横さばり伸びでしまうよ」
「支柱の高さはつぼみの下で止めておくこと、そうじゃないと花、開ぎずらがべ」
「花のついた枝は真っ直ぐに伸ばして、 そうじゃないと切花にもされなくなってしまうよ」

と、まあ、私が自己流でやっていることにも色々とアドバイスして下さいますので、非常にありがたいことです。


 ●窓辺のバラ
2006年3月10日(金)
 今回はガーデニングのコツではありません。
本当はいけないことなのですが、ついつい素人が(私の事)やりがちなことです。

昨年の秋に土植えした苗の残りを鉢に植えておきました。
その鉢を本来は、寒いところにおいて一度、冬眠させて(寒さを経験させる)置かなければならない物を、私は事務所の2階の南側の窓辺において観察しておりましたら、ここ2週間位前からつぼみがどんどん膨れ始め、とうとう、きのう花が開いてしまいました。 バラの先生に見つかると怒られそうですが、何回かうちの事務所でバラ会の会議を開いておりますので、みつかって当然です。 
先生いわく 「今からでも遅ぐねっ、花、とってしまえばいいよ」 「もし、付けでおぐのだば、今の時期ちょっとあったがいと思っても絶対外さ出せばだめだよ」 「あどは、回りのつぼみを欠いてなるべく一つにしておく事」 と言われました。 本当はもっと沢山注意されてしまいましたが・・・。

つまり、今回私は大きな間違いをいくつかしてしまっている訳です。 下記が注意されたことです。
1、北国で育てるには一度寒さを経験させておかないと丈夫なバラにはなりません。
2、秋植えた苗は翌年の春は花を咲かせてはいけません。 その年の秋まで待ちましょう。 苗に負担がかかりひ弱なものになってしまいます。
3、もし咲かせてしまったのならば、季節が完全に暖かくなるまで絶対に外に出してはいけません。 めどとして、枝垂桜の咲くころまでです。
4、窓辺においてあるものは陽の方向に枝が伸びていくので1週間ごとに鉢を回して一方向にだけ伸びないようにしてやること。
5、花が咲くと栄養を必要としますので水やり時にはハイポネクス1000倍液でやること。

どうしても、花が咲くと、めんこくてなかなか切り落とせないものです。
でも、本当はバラの為には必要なことなんですね。

心を鬼にして・・・・・。。。。。


 ●バラ日記 おさらい
2006年1月16日(月)
 この間、はちのへバラ会のちょっとした集まりがありました。 そこで、先生から 「ちょっと、あんだんど、はぁ、薬まいだが?」 (翻訳:ちょっと皆さん、もう薬掛け終わりましたか?) 「いや、わも、まだまいでねんだじゃ」 (翻訳:いやー僕もまだなんですよ) と言う会話がありました。 さらに続けると 先生いわく、あんまり寒いのと、このところの雪で作業が出来なかったとの事でした。 しかし、まだ大丈夫だそうです。 今月いっぱいくらいに晴れ間を見て散布しておけばよいでしょうとおっしゃっておりました。

ここまではまだ良いのですが、メールでこのような問い合わせがありましたのでお知らせします。
「石灰は雪の上からまいても良いのでしょうか?」 との質問でした。
これは、勘違いです。 石灰ではなく石灰硫黄合剤(液体)です。 園芸展やホームセンターで販売しておりますので、石灰でとめないで硫黄合剤までつづけて硫黄。 これを10倍に薄めて噴霧器で散布して下さい。 (写真参照)
匂いは温泉の硫黄の匂いがしますが、これは数日で匂わなくなりますので、ちょっとのがまんです。 また、雪の上には黄色くのこりますが、大丈夫です。 

注意 : 前回申し上げた事以外には、風のない日をえらび更に晴れた日に行って下さい。 


 ●バラ日記 ちょっと失礼
2006年1月9日(月)
 去年の薬剤散布以来の書き込みになります。
このところの大雪や寒さで皆さんのところのバラはどうしてますか?
雪囲いをちゃんとやっていれば心配ありませんが、やっていないかたのところは雪の重みで枝なんか折れたりしていませんか?
 今、展示場のバラたちは暖かい?雪に囲まれてすやすや眠っていますよ。 さすがに薬をかけられたときはビックリしてましたけど・・・。
写真のような感じで春がまちどおしい様子、そんな中眠っている囲いの中の様子も撮ってみましたのでご覧ください。
また、様子をみながら書き込みますのでそれまでの間、ちょっとおやすみなさい。


 ●薬剤散布
2005年12月28日(水)
 皆さん、よくもまあ、毎日毎日こんなに寒い日が続くもんだと思いません?
お天気がよいかと思えば風が強かったりと、薬かけもろくに出来ない状態でした。
でも、もう12月も末、天候不良だとか言ってられなくなってしまいましたね。
もう、しかたがないですから晴れ間を見て、風のやむ隙間をついてでも薬かけは必ずやりましょう。
 
 今回使用する薬は石灰硫黄合剤(越冬病害虫の殺虫・殺菌剤)です。
カイガラムシ・ハダニ・うどんこ病・黒星病・縮葉病などに効果があります。
この石灰硫黄合剤は春先にも使いますので残っても捨てずにきっちりキャップをし保存しておいて下さい。 ただし、一度希釈したものは必ず使い切り、希釈したまま保存しないようにして下さい。 と先生が言っておりました (どうしてだろう) 後で調べておきます。

 作業に入ります。 今の時期はバラは休眠中ですので、10倍液で散布します。
噴霧器或いは目盛のついたカップで10倍液を作って下さい。 それを噴霧しますが、この10倍という数値は、必ず守るようにして下さい。 その時期により倍数が変わりますが、時期に応じた倍数を守らないと、虫が薬に対し適用能力を持ってしまい効き目が悪くなってしまいます。 (ひどい時は効かなくなることもあるそうです) 薄いぶんには良いのでしょうが、薄ければ殺虫できないことになります。
 噴霧はまんべんなくダラダラと根元にたれ落ちるくらいにかけて下さい。

注意 作業には充分注意をはらい、ゴム手袋やマスクはもちろんできれば眼鏡をかけて噴霧して下さい。 (薬剤の注意書きを読みましょう)
服装にも注意して下さいね。 
間違ってもスーツ姿で作業してはいけません。
かあちゃんに怒られます。
これで、とりあえず今シーズンの作業は終了しますが、気が向いたらまた書き込みますので、見てくださいね。




ガーデニング&エクステリア 株式会社フジケン フジケン季節館
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TEL: 0178-27-0987 


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