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季節館だより バックナッバー

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ツレヅレ随想

2011年8月9日(火)

最近、自分自身がつくづく思考停止に陥っているなと感じることがあった。 NHKの7時のニュースで、熱中症対策の一つとして、「涼しいところで衣服を暖めて下さい」とアナウンサーが話していた。

これを聞いて、そうか熱中症になったら逆に衣服を暖めるといいのかと感心したが、実は、アナウンサーが衣服を緩めると書いてあるのを間違って暖めると言ってしまっただけらしい。 後で訂正があったが、何の疑問も感じずにNHKのニュース番組だからということで無条件に納得してしまっている自分に唖然とした。

 あの原発についても同じである。 ジェット機が突っ込んでも何の問題もないという説明を無邪気に信じていたが、実は電源が喪失しただけでメルトダウンを起こす代物だった。

権威のありそうな所の話だと無条件に信じてしまい、何の疑問も感じない。 情報不足というより思考停止といった方が当っている。 世の中にはまだまだ思考停止の物事が沢山あるだろう。 まずは何でも疑ってみることだろうか。

八戸工業大学・大学院教授 橋本 典久

動物の話あれこれ

2011年8月8日(月)

なでしこジャパン、すごかったですね。 
沈んだ日本の雰囲気を払拭して、元気をたくさんくれました。 あきらめちゃ、いけないんだ。

この仕事をしていると、どうしても治してあげられない病気に多々でくわします。 当然、早期発見で完治できるガンもありますが、末期ガンでは痛みをとってあげて、点滴やチューブからの栄養補給くらいしかなくなります。 心臓病の末期の子たちも、お薬でできるだけ咳をおさえてあげたり、呼吸を楽にしてあげたりになってきます。

飼い主さんによっては、苦しむのなら、治らないのなら、楽にしてあげたいと尊厳死を選択される方もいらっしゃいます。
それは、家族の一員であるペットのことを真に思いやって苦しんでの結論だと思うので、ご家族の方全員の同意があれば、実施することもあります。

なかなか、お薬に反応してくれない子たちを前に、自分の無力さをひしひし感じることもしばしばです。 そんな中、悪性リンパ腫による高カルシウム血症で、腎不全になってしまった子がいるのですが、もうダメかなと思いながら2回も奇跡の生還をとげています。

もちろん、ご家族の愛情、献身的な努力あっての結果だと思います。 簡単にあきらめちゃいけないと、あらためて感じた一日でした。

  あおば動物病院長 左近允 美紀
八戸市類家5丁目27−7 ☎0178-24-6048

今月のファッション   「夏姿・夏ぐさ」

2011年8月7日(日)

大事なお出掛けの為に、春先から準備してきた夏服はなんだか大袈裟なような気がするし、第一、これ程の暑さに省エネ実施中の訪問先でこれを着通す自信がない。 メークだって汗でどんどん流れてしまいそう。

 今年の八月の外出は軽装にするしかなさそう。 軽装といってもあなたのお気に入りのスタイル。 誰よりも素的にみえなくてはくやしいではないか。

 そこで、夏しぐさを徹底してみたらどうでしょう。 動作は素早く、姿勢はスッキリ。 背を丸めての携帯電話なんてもっての外。 声も涼しげに(むずかしいところ)短めのフレーズで会話する。

 残暑の続くなか、クールなしぐさで涼風を誘ってください。 それこそ夏一番のいい女。

VIANOVAビル2 F 木馬館 月舘久子 
☎0178-44-3708

KANEIRI museum shop おすすめの逸品

2011年8月6日(土)

オリジナル「ねぶた」Tシャツ発売
KANEIRI museum shop では、青森市在住のイラストレーター佐藤広則氏とのコラボレーションによる、「オリジナルねぶたTシャツ」(税込3,150円)を新発売致しました。 

1993年から2005年まで月刊グラフ青森に掲載したイラストとエッセイが一冊にまとめられた著書『絵と文 佐藤広則イラストレーション集』に収録された、ねぶたがモチーフのユーモラスなデザイン。 独特の細かい描写による迫力の一方、ねぶたに歯ブラシを持たせてしまうあたりに、佐藤さんの優しい人柄が感じられる作品です。

今後「八戸三社大祭」「三沢」「恐山」等その他にも「アオモリ」がテーマのTシャツシリーズの発売が決定しております。当店ネットショップhttp://www.kaneiri.co.jp/shop/ では職人さんのインタビューも掲載しております。

※お問い合わせ先KANEIRI museum shop
八戸市三日町11−1はっち1F  TEL:0178−20−9661)

一歳の誕生日を迎えたあなたへ      A

2011年8月5日(金)

私のお腹に宿ったまだ小さなあなたを、お腹から出してあげようと医師に説明された。 胎盤からの血液の流れが悪く、あなたを私のお腹で育てるのは限界でした。 ギリギリの状態での医師の決断でした。

お腹の中で万が一のこともあると説明を受けてからの入院期間は、いつもお腹に手をあてていた。 いつもあなたの「元気だよ」という小さな合図を感じるために・・・・。

毎日毎日が不安と恐怖でいっぱいだった。 いつお腹の中でどうなるかもわからない、生まれても生きてくれるだろうか、又、合併症や将来の心配等、一日一日が怖かった。 ある医師は言った。 「俺もいつもこの先の心配や不安ばかりだった。でも、明日どうなるかなんて誰にもわからない。 それなら先の心配をするより、今出来ることを、出来る限りやろう」 この言葉は、入院生活、又、今の私にとても影響を与えている。 

ある日のエコー、あなたは何かを言いたげだった。 まるで「ママ」と呼ばれているようだった。 その瞬間、絶対に私があなたを守ってあげるからと心の中で約束した。 あの時のあなたの瞳は今でもしっかりと思い出す。

何度もお腹で赤ちゃんとさよならした。 ようやく授かり今度こそはと思っていた。 赤ちゃんがほしい・・・それだけなのに・・・。 神様はどうしてこんなに試練をあたえるのかと思ってしまう。 「きっと、赤ちゃんがそんなあなたを選んでいるんだよ。 選ばれているんだよ」と誰かが言った。 重みのある言葉だった。 

どんなことを思って選ばれているのだろう。 日々の生活でいろんな出来事がある。 うれしいことも、辛いことも。 それらは生きていく中でみんな意味のあるものだと聞いたことがある。 私に、どんな意味があるのかと、ふと考えてしまう。

あなたは、686グラムという小さな小さな体で生まれた。 産声は聞けないだろうなと思っていたが、あなたは、小さいけどしっかりとした産声をあげてくれた。 涙が溢れ出しそうだった。 小さく生んでしまいごめんなさい、どうか無事でありますようにと祈った。 あなたがこの世に誕生した日、曇り空だった。

あなたが選んでくれたお母さんより

<ガーデニング仲間のお母さんの体験記です。> 次号に続く

昌益村の話 その3

2011年8月4日(木)

昌益村の野菜は、自然農法に近い有機農法で作られています。 今回収穫した大根は、「かわいい大根小太郎」という品種。 6月には間引きもして、葉っぱはおひたしにしていただきました。 他にも自生しているグミの実やユスラの実(写真A)トマトやナス、ピーマン(写真B)がすくすくと育っており、8月にはジャガイモを収穫する予定です。

来月のイベントは夏野菜カレーなんてどうだろう・・と考えている、安藤昌益資料館スタッフなのでした。

昌益村のイベントはどなたでもご参加頂けます。ぜひ「直耕」ライフを送ってみませんか?

昌益村の話 その3

2011年8月3日(水)

昌益村村長の山内輝雄さんご指導のもと、沢山の大根を引き抜いていきます。中にはネズミにかじられた後のある大根も。これは美味しい作物である証拠です。

昌益村の話 その3

2011年8月2日(火)

 いよいよ収穫の時期が近づいてまいりました!昌益村の新鮮な夏野菜の収穫に今からワクワクしています。

そして先日、ついに、5月に植えた大根を収穫してまいりました。(写真@参考)大根は60日で育ちます。 あっという間の成長に驚きを隠せないスタッフ達。

楽しかったよ、さくらんぼ狩り

2011年8月1日(月)

7月3日4日5日の三日間さくらんぼ狩りに行って来ました。 メンバーはバラ&ガーデニングスクールの生徒さんたちです。 南部町名川にあるさくらんぼ園ですが、実はここに季節館のサクランボの木があるんです。 それも佐藤錦。 管理は全て弟の秀光君にまかせて、収穫の時だけ行くという、なんとも虫の良い話ですね。

 さて、メンバーは日曜コースと火曜コースの面々ですが、今年は特に豊作で、採ってもとっても、まだまだぶら下がっているサクランボ。 それでも2時間も採っていれば、そろそろ口に入れるのも採るのも飽きてくる頃。 
の筈ですが、そこは何のなんの、おばさんパワーでとにかく持参した入れ物を満杯にするまでは帰れません!の覚悟。 

いやいや採ったの何の。 でも、ここは観光サクランボ園ではありませんので、皆さんからほんの少しの会費を頂いて、お礼に秀光君に置いてきました。 また、来年もよろしくお願いします。

※参加者の独り言・・・いやいや〜、この分買うったら、何ぼ取られるペ? 1万じゃぁきがねよ。 だべぇ〜

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