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淳のひとり言 バックナッバー

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ただいまです。 バラガの報告します。 その2

2005年5月31日(火)

5月17日 
 ブースの組立は2日間でやらなければならない。 我々のガーデン部門Aは4m×6mと一番大きいクラスである。 あらかじめユニット式になるよう工場で組立て、4t車2台と2t車1台で運び入れた。 しかし、会場の通路が狭く車が1台入ると向かい側のブースの車が入れられなくなる。 とにかく早く入れた物勝ちといった具合で皆、必至である。 しかし、すべて本部の指示とガードマンに従わなければならず、いらいらがつのる。 幸い4t車1台と2t車はスムーズに入車したが残りの4t車1台が、かなり遅くなるとの連絡が入った。 きまりは、各ブースに1台のみとなっているが、我々のブースは3箇所、そのために積荷がそれぞれのブース単位ではなく全部バラバラにつまれてあり3台全てが入車しないと作業が進まないのである。 事情を本部に説明し何とか3台そろったのが午前10時過ぎだった。 それから、しっちゃかめっちゃかの作業開始である。 しかも初日の作業終了時間は午後9時と決められており、それ以上の延長は許されない。 しかし、我々のチームワークは驚異的であった。 通常2日かかる本体の組立作業であるが、その日の午後9時には、3ブースすべて完了していた。 あとは植栽のみを残し翌日を向える。 
5月18日
 植栽開始。 前日から庭樹園の小澤マネージャーには大変お世話になっている。 なにしろ、こちらから持ち込んだ植物は生育が遅く、ほとんどが使い物にならない状態で、改めて北のハンディを感じてしまった。 ブースは全て完成形 (花が咲いた状態を保つこと) でなければならず、その為に植栽に関しては、庭樹園さんからの協力がなければ、これらのブースは完成しなかったのである。 本当に庭樹園の小澤マネージャーにはお世話になった。 さて、本日の作業は、植え込みのみとはいえ普段のように土を掘って植えるわけではない、花壇の下地は全てベニヤ板で樹木は鉢物か根巻きしたものを配置し、その後、木の幹の回りを発砲スチロールやベニヤ板を切り抜き、花や下草用のステージを作らなければならない。 植物の隙間はバークや軽石で埋めていくが、メンテナンスの水やりは球場の床にこぼすとすことは許されず、全てビニール袋で根を包み配置するという大変な作業を強いられた。 条件は皆同じであるから、これもいたし方が無い。 午後10時作業終了の放送が球場に響きわたる。 やるだけのことはやった。 悔いはないはず。 何とも言えない達成感にひたいつつ会場をあとにする。
 
 いよいよ明日は審査日、我々は会場に入ることができない。 久々の休暇をとった。 母ちゃんとディズニーランドで、らぶらぶらしてた。  つづく   

ただいまです。 バラガの報告します。 その1

2005年5月28日(土)

 今月15日に出発してから11日間、国際バラとガーデニングショウの会場にいた。 所沢まで車で行くなんて、ドライブ嫌いの私にとっては、とんでもないことだったが行ってみると案外楽しい物だということに気が付いた。 南に下れば下るほど緑が美しく映え明らかに我々の住む八戸とはずれがある。 それらにつられ、ついついSAで休憩・休憩の連続であった。 初めて運転する都会の高速道、早速ジャンクションを間違え反対方向へと進む・・・。 間違いに気づき降りたはいいが今度はどこから引き返せばいいのか、あっちにうろうろ、こっちにうろうろ、それでも何とか目的地、所沢にたどりついたのが夜の7時頃。 通常7〜8時間で着くよと言われるが、我々はのんびり13時間の長旅となってしまった。 それでもたいした疲れもなく明日からの作戦を練りながら、おやすみなさい。 と、まあ、1日目はこれで終わった。 それにしても、東京町の車のスピードは尋常ではない。 よくもまあ、あんなスピードでしかも老若男女問わずあれだけ走れるものだと関心する。 100キロ120キロ当たり前、80キロ程度で走っていると邪魔にされる。 しかも八戸ナンバー。 田舎まるだしである。 

慣れとは恐ろしい物・・・帰八してから、どうも田舎のスピードがうっとうしくてしょうがない。 これも早く慣れナイト・・・。 うっむ!そういえば誰かが言っていた 「これからは、ナイトガーデンだ」 と これにも早く慣れナイト

行ってきます。

2005年5月15日(日)

 あこがれの甲子園ではないが、我々にとってはあこがれの西武ドームになる。 いよいよ今月20日から始る [国際バラとガーデニングショウ] に出展する為に先発隊として私も含めて3人で今日、出発する。 先発隊の仕事は主に植物探しなのだが、他にもこまごまと・・色々ある・・・。 植物は地域がら、関東に比べ1ヶ月以上遅く、こちらから持っていける物と、また現場で調達しなければならないものが山ほどある。 今回は、所沢植物センターさんと、練馬の庭樹園さんにお世話になる予定だ。 特に庭樹園の小澤さんには、色々と注文をつけ大変だったと思う。 しかし、本番はこれから、小澤さん本当にお世話になります。 と、まあ社交辞令はこの辺にして・・・冗談・冗談、小澤さん本当によろしく頼みます。 てな訳で皆様頑張ってまいります。 もし、この独り言をご覧になられた方で是非行ってみたいという方があれば
お声をお掛け下さい。 旅費くらいは、出せませんがブースを訪ねてくだされば名刺くらいは出します。 では、いってまいります。

所沢に着いたら、美味い焼肉を食べます。 もちろんバラ肉 ちゃんじゃ。 

テレビ出演 誰が ・・・。

2005年5月12日(木)

 先日、隣のテレビ局の次長があわてて飛んできた。 「社長ーっ、これから将棋の○○名人の収録があるんども、背景のところがどうしても、めぐさくて (みっともなくて) 何とかなんねぇべが」 ときた。 「どれどれ、今いってみるすけ何時から始るの?」 「いや、はぁっすぐはじまるでば」 と、まあ、こんなやり取りからその場しのぎに急遽スタジオ作りのお手伝いをさせてもらったわけだが・・・。    さて、  
「いやー、たいしたいがった、いがった (大変、良かった良かった) テロップさスタジオデザイン季節館って入れるへで (から) こんどからずぅーとやってけねべがな? (くれないか?)」 ということになってしまった。 この程度でよければと快諾したが、考えてみたら次の収録はたしか5月12日〔県南ホットナウ〕ガーデニングあれこれ(仮題) ゲスト 株式会社フジケン季節館代表取締役 田中 淳 と、まあ自分の出る番組のスタジオ背景を手掛けるはめになった。 しかも、テロップにスタジオデザインと出るわけだから・・・この人が、とも思われたくない。 しかし背景はでしゃばらず、何気にセンス良く、シンプルに、を心がけなくてはならない。 いくらいいこと喋ってても、この人のセンスはこんなものかと、普段は見ない所まで見られるような気がしてならない。 今回だけはテロップを入れて欲しくない気がする。 だってデザインという程のものではなくボランティアで飾りつけしたような物、実際にたいしたことない事は、見れば誰でも解る。 

声を大にして言いたい! 私達の実力はこんな物じゃない! ギャラくれーっ! れば、
日ッ照レにも負けない凄いの作ったるでぇー! 

木の植え方

2005年5月10日(火)

 我が社には、ガーデニング゛のベテランから超初心者まで様々なお客様がお見えになる。 おなじみさんは、べつに放っといても勝手に展示場のあちこちに植えてある珍しい植物を見つけては買い求めてくれる。 しかし、初心者のお客様の場合は一つ一つに説明が必要になる。 口で説明しきれない物は、あらかじめパンフレットのような物をつくり、それを手渡すようにしている。 しかし、パンフレットを作るにしても一応プロとは言え間違いがあってはこまるので、我々もガーデン雑誌や専門誌で確認しながらつくるのである。 その中で、つい笑ってしまったものがあった。 本当に初心者向けなのだろうが、そこには 「穴を掘ったら木を穴にいれます。必ず根の方を穴に入れて下さい。逆にすると必ず死にます」 と書いてあり、これには思わず吹き出してしまった。 しかし、実際にそういう方もいるのかもしれない。 刺身という魚が存在すると思っている人もいたりするから別に不思議ではない。 実はまだ続きがあった。 「・・・・・水が引けるまで待ちます。ここで一服つけてもいいでしょう」 「余った土で水鉢を作ってもいいですが、そこはお好きなように」 とまあ、一服つけてくれとか、お好きにどうぞ何かは実にユニークである。 

私も勉強になった 「木の植え方ですか?」 いや、独り言の・・・。 

可愛い仲間達の予定だった

2005年5月9日(月)

 いゃー、すっかり日焼けして・・・と言われた。 別に男だから日焼けしたって気にもしないし、どうってこともない。 先月の22日からずーっと外に出ずっぱりだったから焼けるのは当たり前。 「ところで社長いくつで・・・」 「あぁ、49ですが」 「じゃあ今が一番おもしろい時期ですね、私も100を切るか切らないかの時はとにかく毎週でしたからね」 こんな話はよくある話だが、まさか現実にあるとはなんともはや。 私はゴルフはやらない。 日焼したのは展示会で2週間以上も外で仕事してたからだけのこと。 ゴルフ以外にも絶対にやらないのが、よく言うとこの 〔飲む打つ買う〕 これだけはと言いたいが、酒だけはやめられない。 ビールが大好きで、毎日家に帰れば風呂よりも先にビールである。 夕方4時頃からは一切、水物は口にしないことにしている。 これは、ビールを最高に美味い状態で飲む為に1年365日続けている。 だからビールは余程体調が悪い時意外は欠かすことは無いのである。 また、私はジョッキーで飲む生ビールはあまり好まない。 絶対に美味いのはキリンラガーの小瓶であるが割高になる為今の所は中瓶で我慢している。 これは、ビール通でなければ解らないだろうがビールは一気に飲み干すのが大原則、何回もチビリチビリやっていると生が抜けてしまい、馬の○○になってしまう。 だから、ビールは舌で味わってはいけない、のどで一気に飲み干さなければ美味さは半減してしまうのだ。 グラスは6オンスを使う。 これが私のビール哲学である。 中学1年生の時には、すでに当事のビールの銘柄全て当てることが出来た位だったから大変な酒豪になると思いきや、残念ながら酒には弱い。 ただ好きだと言うだけの話。 すぐに酔いがまわり、ただひたすら眠くなる。 
 あれ、どっからビールの話になってしまったんだ。 今日は展示場に遊びに来る可愛い仲間たちを紹介する予定だったのに・・・ごめんなさい。
ひとみちゃん・あっこちゃんごめんなね。 ペコ  この次必ず・・・。 
あっ、しまったスナックのねえちゃんの名前かいてしもうた。

そろそろ夜の7時 のどが・・・あーっうっ のどが・・・ぅうっー かえろーって 言っている。 

2005年5月4日(水)

 そろそろ地物のウニが出始めた。 けさの新聞には、種市町宿戸漁港で、ウニ・アワビの直売会が開かれ殻付きウニが、なんと1kg、2000円で販売されたそうだ。 大好評で足りなくなり慌ててまた、海に潜って採って来たと報じていた。 まさにこれが旬の味である。 今では何でもかんでも年中店先に並び、何が旬なのか解らなくなってしまった。 生ウニも、もうふたあけ (解禁) になったのかな? と思いきや、ボストン産と書いてあったりして・・・なんともはや・・・防腐剤なんか入っていたものなら即ゴミ箱入り。 とあるお店で生ウニ丼を食べたことがある。 一口くちに含んで慌てて出してしまい、お店の人を呼んで、 「このウニ悪くなってませんか?」 すぐに新しい物を出してくれたが、やはり同じであった。 「もしかしてこれは輸入物ですか」 と尋ねたら、 「解りますか?私達はこれが普通なんですがね」 と開き直られ、あ然としたことがある。 もちろん八戸ではない。 
 生ウニと言えば、やはり、にぎりである。 八食センターでは、下北産のにぎり二巻で300円、地物八戸産は350円で食べられる。 素材が良ければ美味いのは当たり前、しかしよく、グルメ番組などで、あちらこちらのすし屋の食べ歩きがあったりするが、いつも疑問に思うのが、皆ネタの凄さばかり褒めるが、 「あんた達、勘違いしてないか」 と言いたい。 ネタは、それぞれの地方で新鮮なものを出すから美味くて当たり前、だったら刺身をたべなさい! と言いたい。 寿司はしゃりが命だと言うことを知らないらしい。 しゃりで味は決まる! 玉に始まり玉に終わる、なんて能書きたれるやつもいるが ・・・ まあ、この辺でやめておこう。 

今夜あたり、寿司でも握ろうかと八食センターへ、「おっちゃん、生うになんぼ」 
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ しゅん、となった ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
庶民には、旬は、まだ先のようである。  

ふんむぐられたチューリップその後

2005年5月2日(月)

 先月ふんむぐられだチューリップを写真付きで紹介したが、その後見事な花を咲かせてくれたので、つい嬉しくなり、また、一言・・・。
心配かけたチューリップは、ご覧の通り見事な咲きっぷりで、どんな種類なのか解らないが、まるでバラのような花びらをつけてくれた。 しかし、背丈が思ったほど伸びず、こやしに問題があったのか、それとも問題のホシノをそこから遠ざけてしまった為に、肥料が足りなくなったのかは、まぁどうでも良い冗談だ。 とにかく元気になったことだけで嬉しい。 ところで、このチューリップの球根は、私が毎年仕入れていたことは以前にも話したとおりだが、毎回、毎回母ちゃんにばかにされてきた。 「珍しいから買ってきた」 と言うと 「こったらのは、どごさでもある!」 と必ず言われる。 どんな植物を仕入れてきても必ず文句を言われる。 しかし今回だけは、このチューリップのおかげで文句を言われずにすんだが、売れ残ってしまうとは、なんとも皮肉な話ではないか。 しかし、私はおかげで何とも楽しい春を迎えている。 チューリップ1本にこんなに真剣になったことなどなかったからだ。 でも、また言われた 「花はちょん切っておかないと、いい球根できないんだよ!」 それはそうだが・・・。
私にはそんなことは出来ない。 
今度はホシノから守るのではなく、母ちゃんから守ってやらなければなくなるとは・・・私にはそんなことは出来ない。

ここだけの話・・・花をちょん切られるよりはと思い、綺麗な奥様がくると、ばれないよう少しづつ鉢に入れて、差し上げていた。 
       「あんだっー!花より鉢のほうが高いのわがってるべっ!」 すっかりばれていた。 

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