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皆さんこんにちは、季節館の田中です。　いまだにクーラーのない自分の部屋でこのお便りを作っています。　気のせいか昨年よりは過ごしやすい夏ではないでしょうか？　さて、話は変わりますが、先だって桂の葉にとんでもない数のアメリカヒロヒトデを発見！　早速アースジェット攻撃開始！シユーッ、シューッとアースジェットと一緒に声を発しながらの波状攻撃・・・ポタポタポタとおもしろいように落ちて来る。　「ふっふっふっ、参ったか」と一人で正義の味方を演じる僕を見て「今年は何ぼか涼しいすけ、発作おぎなくて良いと思ってらったんども、やっぱりだめが？」と、かかあの声。　そんな事も気にせず、また、シューッと思いきや「しまった、毒ガスが切れてしまった。　こうなったら最後の手段、割り箸攻撃」「あんだーっ、いづまでやってるつもりだのっ、早ぐ下さ落じだ毛虫収容しねば気持ち悪くてだめだでば」はいっ、と素直に犠牲者の収容にあたる僕。　「敵ながらアッパレよのう・・・」　「ちょっとあんだーっ」ハイッ。
　翌日より攻撃の方針を変えた。　数も少なくなり目だった被害も激減した為である。　今度はバラの葉についた毛虫を採取し蟻の巣の近くへ置き、蟻と毛虫の戦いを見学することにした。　しかし生け捕ったままだと蟻に分が悪いので、少し箸で胴体をつまんでから戦わせるとおもしろい。　「お〜い、一緒に見ねがぁー」　「ヴァ〜カ、あんだぁ、今度生まれでくるどきは、毛虫だよ毛虫っ」　うっ、せめて蝶と言ってほしかった僕。　まだまだ暑い夏の日であった。